2010年12月28日火曜日

今年最後のご紹介 錦麒麟

今年最後のアップです。毎日の更新を心がけていますが、なかなかできませんでした。立て続けに本日5つの木をアップいたしました。最後は錦麒麟です。派手めの木ですが、子に期待かな?嬉しいことに1つ子らしき当たりがあります。これも来年が楽しみな1つです。
母種の麒麟丸と寄植えにしてあります。元気にすくすくと育って、いっぱい良い子を産んで欲しいです。
でも、親木は地味な木のほうが良いですね。
裏からです。由緒ある四国の本家の系統とのことです。
年内予定のアップを今日全て終了しました。これからは新年を迎える準備のお手伝いです。窓拭き等々、家内に協力しないといけません。皆様も良いお年をお迎えくださいませ。皆様のご健勝と愛培されている富貴蘭の健やかな成長をお祈り申し上げます。


萩宝扇

萩宝扇です。購入後2年目となります。現在子ではないかと思う当たりが3個あります。やっと木に力が付いてきたということでしょうか?来春の展開がとても楽しみです。針葉で色々ありますが、萩宝扇は小ささ、葉姿、葉持ちの良さどれをとっても同類の代表です。
秋田のGさんの株立ちは群を抜いていますよね。それ以外の株立ちは見たことがありません。来年は運がよければ5本立て?来年のお楽しみの1つです。

西鶴

西鶴です。購入2年目です。3本立て、子1個付きです。何しろ購入時も小さく、現在も玉錦より小型です。
力がつけば大きくなるとのことですが、このまま小さくてもそれはそれでいいな~と思っています。小さくても西鶴の特徴はしっかり表現しています。やはりお気に入りの1つです。

幻日

「 自然と野生ラン」の1月号にも載っている未登録品「幻日」です。今年の6月、まだ爆ぜていない木を安く分けていただきました。後冴えの極黄の大覆輪ですが秋以降どんどん爆ぜが進みよくなりましたね。
もう、数年経てば、1月号に載っている最上柄の木に劣らない木になりそうです。本家から教えていただいた特別な活性剤の効果も大きいのでしょうね。期待の1品です。

玉金剛の縞

今年もあと4日となりました。年をとると1年がほんと早いように感じま~す。振り返ってみますと、まずまずの年でしたね。来年は「敬老パス」なるものが5000円払えば頂けるんです。これは名古屋市内の地下鉄、バスが1年間どれだけ乗っても全て無料になるんです。動物園など市の施設は全て半額以下に割引、もしくは無料という水戸黄門様の印籠みたいのもので~す。
写真は玉金剛の縞の3本立です。3本が地味柄、派手柄、上柄と揃っています。
親は天葉が源平柄ですが、全ての葉がそうではありません。伸びてきている葉は良い具合に結構地味です。
この子は地味な縞です。これぐらいが良いのかも・・・・・・・・
この隠れているが、超派手子です。今年3本の下葉を整理しましたので来年は仔出しを期待です。



2010年12月22日水曜日

イルミネーションと皆既月食

12月21日は皆既月食が見られるということで、海から見える富士山と一緒に撮ろうと計画していたのです。しかしあいにく曇り、雨という天候で残念ながら撮ることができませんでしたが580万個というLED電飾のすばらしさをお伝えします。ここは三重県のなばなの里です。中部地区最大のイルミネーションの素晴らしい名所です。虹の回廊と呼ばれるトンネルです。 前ボケを入れ、人影のシルエットが電飾の美しさを際立たせています。
今日は雨予報の為、空いていて写真は撮りやすかったです。本当に壮大な海原から富士山を眺めることができます。 アップしますと手前の携帯の画面にも富士山が綺麗に、海原に人並みが波のように一役買って奥行きを醸し出しています。
そうです。この富士山の頂上付近に皆既月食の赤い欠けた月を撮りたかったので~す!!!
多分地元の新聞カメラマン、マニアの方も狙っていたと思いますが、本当に残念です。
富士山がブルーから赤富士など何種類か変化します。カメラのレンズに吐息をかけ、ソフトレンズの役目をさせ、手前のはっきりとした人並みをぼかし、より幻想的な雰囲気にしてみました。ソフトレンズで撮れば全体がボケてしまいます。
これがイルミネーションの長いトンネルです。ぎっしり人がいっぱいで、歩きながらの撮影となります。感動しますよ。ホワイトバランスを晴天にしました。見た目はやはりこのように黄金色のトンネルでしたが、オートで撮りますと白色に近い色になってしまいます。晴天が一番実際の色に近かった。
池にも電飾の川が流れています。まあ、これは見たままの写真です。普通に撮りました。
こんなベゴニアガーデンもあります。ほんとに癒されます。入場料1000円が別に入りますが、14:00までに入場すると無料券がもらえるそうですよ。(合歓の郷の入場券は2000円ですが、千円のクーポン券が付いているのでその券で入れます)無料券で入れば園内でのおみやげ、食事の金券として1000円が使えるシステムになっています。 いつ行ってもこの池には花が浮いています。





2010年12月20日月曜日

大江丸縞と八十宮錦


本日は、浜松のNさんの棚を拝見に伺いました。年内最後のご挨拶を兼ねて。
いつ行っても、惚れ惚れとする木が目白押しで楽しいひとときを過ごさせていただきました。作についても色々とアドバイスをいただいています。まあ、私の師匠ですね。
写真は大江丸縞です。まずますの柄をしています。中型で程よい木の葉型の葉です。
古い品種ですが、本当に魅力的です。
ちょっと派手で、覆輪になりそうな八十宮錦です。




白牡丹

昨日、名古屋の交換会で得た情報ですが、白牡丹の実生がなくなったそうです。新たに実生を作らなければ出まわらないそうです。実生ができたことで、本商品の価格が急落しましたが、やはり本物は違います。又値上がるのでしょうかね~ぇ。最上柄ではありませんが我が家の白牡丹です。今年の春子は今のところ青です。今反対側にも見えにくいですが子が付いています。期待はしていますが来春が楽しみです。


2010年12月19日日曜日

今日は今年最後の交換会です。

今日は11時から交換会です。ほとんど毎月交換会に参加していますが、先月くらいから出品物が減ってきましたね。業者の皆さんも、静岡県から、和歌山県からとホントご苦労様です。もちろん地元の内海さんはじめ、皆様の協力があって継続されているわけです。私は毎月楽しみにしています。購入するかしないかは別として、情報を得る大切な一時となります。この写真は満月で~す。
7本立てになりましした。富貴殿より間口も大きく、両方並べてみますと満月が優しくしなやかさを感じます。富貴殿と夫婦品種と言われますが、本当ですね。
いい出物があればと、準備だけはしていきますが、ゲット出来ましたら又、アップしますね。


2010年12月17日金曜日

富貴殿

今日は朝はこの冬1番の冷え込みでしたが、今は小春日和。12:00現在、風もなく室内温度16℃有ります。久しぶりの富貴殿の登場です。間口18cm、親12枚、子5枚、4枚、4枚の4本立。子の紺乗りも上々です。葉幅もしっかり1.2cmあります。
ゆったりとした気持ちで、じっくり眺めますと名鑑の中央にで~んと鎮座している魅力が判ります。陶器の透き通ったような乳白色の大覆輪。葉幅といい、間口の大きさといい、ゆったりとした姫葉で風格はやはりNO.1。

2010年12月16日木曜日

回転するきな子

今日はとても寒い!現在の室内温度12℃、冬になると富貴蘭ブログをお休みにする人が多いですね。やっぱり休眠中なので話題がなくなります。そこで愛するきな子の登場です。
フローリングの居間できな子の回転です。
いつも面白いところを撮ろうとカメラを持ってくるとやめてしまう。なかなかむつかしいです。
半回転ですが、お腹はこの時上を向いています。暇なのでつまんない写真で申し訳ない!
夜は我が劇団の公演初日となりますが、今回私は役者として出演しないので気楽なもんです。まあ年寄りは裏方でお手伝いです。



2010年12月14日火曜日

吟風が届きました。

待ちに待った吟風が今日届きました。遅くなったのは韓国からの木だったからです。間口22cm、葉幅最大1.3cmと奄美フウランらしく堂々とした迫力ある木です。未だに根が2本動いています。これはアマミフウランの特徴で最低気温7℃~10℃位ですと根が動くとのことです。 私の環境は現在最低10℃、最高14℃で、真冬ですと最低温度7℃位ですから、ず~と活動し続けることになるのでしょうか?とりあえず水を切らさずに管理ですね。
こちらが裏側からの撮影です。全ての葉に縞があり、今後の成長が楽しみです。
ちょっと下からの写真です。墨も良く出ています。黒墨というよりは赤墨ですね。
花芽も付いています。
縞の入っている様子です。なかなか迫力があり柄いきの良さはほんと最上といってもいいですね。
葉姿も奄美フウランらしく雄大で姫葉らしく反り具合も魅力です。







2010年12月10日金曜日

黒豹と真月と琥珀殿

黒豹も秋に比べると墨が多くなりました。ちょっと顔を出した天葉も墨が乗ってきました。子は表裏黒ベタで凄い!
冬が墨が乗って、名前のようになってきました。
春の割子の真月ですが、これも芸がはっきり現れ美しくなりました。
軸の紅、付上の腰斑の黄色、実物は写真よりももっと美しいですよ。
琥珀殿です。子ももう割れる位大きくなりましたが、親くらい大きくなってから割ろうと思います。早く割ると力が付くまでなかなか本来の大きさにならないので。
ちょっと傷がありますが、お愛嬌です。もっと気をつけて扱わないとダメですね。反省です。でもはっきり傷だと判って、原因が推測できるんですよね。





2010年12月7日火曜日

吟風

以前頼んであった上柄、白櫛目縞の吟風が入ります。天葉になって櫛目の縞という最上柄です。なかなかこれほどの吟風は探しても手に入りません。待ちに待った楽しみな木です。9枚葉の成木です。 この3枚の写真は、業者さんが送ってきた写真です。この木は今週末に入棚となります。入りましたら又、アップいたします。
右側の天葉の縞の様子ですが、地味めのとても良い縞いきです。
左側の葉の様子ですが全葉縞が入り勢いもあります。
今一番人気があると言っても過言ではない吟風。未だに行き着く最高の芸が何であるか判らないというほど多芸な吟風です。ある意味金牡丹より人気が高い黒牡丹の多芸と同じようですね。どんな葉芸が今後出てくるのか楽しみな1品です。
これは、薫風と別名のある墨縞が多い吟風です。こうした墨だけの木からも突然縞が現れたりするといわれています。 オークションで購入、今日届きました。
葉姿はとても魅力があります。
下葉2枚振るって軸に残っていた付け下の部分を整理していましたら小さな子が2つ付いていました。ラッキー!どんな子が出るのか楽しみで~す。
吟風は今現れている芸として、無地墨、紺縞、白縞、黄縞、白散斑縞、総散斑、覆輪、後暗み縞、萎縮した木で同じように変化した物、ルビー根等があります。「自然と野生ラン」の12月号に金牡丹芸もでるのでは?と言う方もいるということです。まず夢でしょうけど、ひょっとしたらと期待できるほどの多芸ということでしょうね!