2011年6月30日木曜日

西鶴と萩宝扇の子芽

西鶴の近況ですが、天葉がちょっと大きく伸びましたね。長いといっても玉錦と間口は変わりません。ちょっと日弱く作っているためか、従来の大きさに戻るのか興味深いですね。2年経った2つの子もやはり大きくなりませんよね。西鶴は2年経てば割れると言われますが植替えの時に子の根の状態を確認してみます。 よく見ていただきますと、今年の春の子が3つ確認できます。やはり西出都系ですね、丈夫でよく増えてくれます。


萩宝扇ですが、今年の春、4つの子芽の確認ができましたが、その後のご報告です。


立派に大きくなった子は親の左右に各1個です。右の子の下にあった子芽は上の子に栄養分を取られて小さくなって瀕死の状態です。もう一つは奥の子に付いていましたが、これも成長が思わしくありません。上記の西鶴ほど増えは良くありませんね。まあ2つの子が順調に育つ大きさまで来たのですからよしとしないといけませんね。2本立てが4本と倍になるわけですからね。頑張れ!フレフレ萩宝扇ちゃん!


写真撮影の技術的な事ですが、やはり暗いですよね。バンクライト照明を買わないと駄目ですね。レフ板も一緒にね。どうも性格的に完全を目指さないと納得がいかないんです。もうしばらくお待ち下さい。








2011年6月29日水曜日

吟風2点

吟風の萌黄縞の小型です。3つの子芽が順調に育っています。 御覧ください。3つ以上芽が出ますと、品種によったり、場所によって1つ位潰れるんですが今のところ順調です。

櫛目縞の 吟風です。微かな期待がありましたが2つとも花芽でした。この木に2つも花は要りませんので、1芽は潰しました。 天葉は結構派手な柄域ですが、まあ色んな柄も出るものです。じっくりと楽しみながらの作です。


今日から本格的にバックをグラデーションの写真専用背景紙を使用しましたがいかがでしょうか?ちょっと照明が揃っていませんのでもう少しお待ちください。裏からほんのり照明を当てていますが、手前の照明が暗すぎます。やっぱり64W(32W×2球)45×45cmのバンクライトぐらいないと駄目ですね。









2011年6月27日月曜日

黒牡丹と真月

黒牡丹縞です。金牡丹の気難しい木と同じで、葉持ちも良くありませんし、間口9cmと小型ですね。2枚葉がでると、1枚か2枚振るいますので、姿が1年経っても変わらない感じです。でも自分なりに葉持ち良くするために試行錯誤しています。何か良い方法はないでしょうかね~ぇ?現在は、風通しの良い日陰で、水やりは、溜水に蒸留木酢液1/2000希釈液にネオグリーンを200倍にして乾いたら潅水、毎日の霧吹きでミスト散布。根の伸びも良くないので、35℃以上になる真夏は毎日の潅水をします。肥料に付いては、スーパーバイオゴールドと、広島の蘭商H様からのおすすめ液肥を2週間に1回交互にやっています。 万葉冠などによく見られるように、下葉になると覆輪の様に変化します。天葉は薄い縞で上がり消えますので、月笙なのかもしれませんが、黒牡丹縞で購入しています。
黒牡丹も分かりにくい品種で、某オークション等では50%以上疑問符が付きますね。信用のある業者、大棚さんから分けていただくのが一番です。私の棚にもオークションで購入した疑問符が付く黒牡丹縞もあります。今は黒牡丹の名札を外しています。結構高かったですが授業料と納得しないといけません。


真月です。季節的にあまり美しくありません。秋から冬は見事な黄色の丸い腰斑が月のようで、軸の赤く染まる様と相まって、それはそれは美しいですね。価格も数年前と比べますとお求めやすくなりましたので、1鉢は棚にあると良いですね。


去年購入しましたが、左の天葉がやけに小さく収まってしまい残念ですが、棚変わりということで仕方ないです。天葉は従来通りの葉の大きさのようですので一安心です。


小さな割子でしたので、じっくり楽しみながら作していきま~す。








2011年6月26日日曜日

青物3点

摺墨です。地味ですが結構面白いです。 墨芸がよく出ると葉は大きくならないと言われますし、縞が出そうな感じがします。もう少し日を採ってみます。

金銀羅紗です。青物では好きな木です。葉を触っても羅紗地でザラザラしてます。独特な葉姿で面白い。

今年は子が5つもでました。何年かかるかしれませんが株立ちを目指します。現在11本立になっています。

舞鶴です。葉持ちも良く、親は19枚の葉繰りです。可愛らしく7本立てとなります。

購入して5年。元気に育っています。













2011年6月25日土曜日

三男の近況

三男がファッションデザイナーとして頑張っています。「ファッションnews」の記事をご紹介します。






パリで注目を浴びる日本人デザイナーによるブランド、コムーン(COMMUUN)がアンダム賞ファイナリストに選出!
フランスファッション界において大きな影響力持つANDAM(アンダム)賞のファイナリストに、パリを拠点とする日本人デザイナー堀海斗と古館郁によるブランド、コムーン(COMMUUN)が選ばれた。アンダム(フランス国立モード芸術開発協会ANDAM:Association Nationale pour le Developpement des Arts de la Mode)とは、1989年フランス文化庁の援助のもと生まれたフランスモードを支援・推進する為に設立された団体であり、毎年、LVMHグループ、Gucciグループ等の各ファッションブランド、ギャラリーラファイエット等の高級品販売グループ、デパート等のプライベートスポンサーがフランスモード界を代表する選考委員によって選ばれた新人デザイナーに奨励金を授与し、その活躍を支援している。
過去には、マルタン・マンジェラ、ジャン・コロナ、アン・ヴァレリー・アッシュなど、多くの著名デザイナーが受賞しているアンダム賞。6月28日に受賞ブランドの発表がありますが、若手デザイナー達の登竜門として世界のファッション関係者から注目されている。2007年には、LVMH賞(ルイビトン賞)、ロンシャン賞をダブル受賞しているコムーンだけに、今回も関係者からは大きな期待が寄せられている。

以上が記事の内容ですが、経歴をご紹介します。1977年名古屋生まれ、1996年渡米、NYのFITにて就学後、2000年からオランダへ渡り、アーネム芸術アカデミー(日本の東京芸大のような国立大学で、日本人で初めて就学)を卒業。在学中からBalenciagaにて経験を積み、古舘郁【文化服装学院、セントマーチン(イギリス)で学び、シャロンワコブ等で経験を積む】とパリで出会い2005年COMMUUNをパリで設立、翌年春夏作品よりパリコレに年2回、作品を発表し続け、現在に至る。
日本でも伊勢丹をはじめ、デパート、ショップでの取り扱いもある。COMMUUNのホームページものぞいてみてくださいね。URL http://www.commuun.com/双子の四男(城斗)がホームページを製作しています。  




ファッションニュースhttp://new.veritacafe.com/archives/3319789.htm/

2011年6月24日金曜日

建国殿縞3点

あまり詳しくない建国殿縞3点をアップします。詳しい方に叱られそうなのでひかえめに・・・・・・・・・
① 全葉に縞がありますが、はっきりした縞は2枚の葉だけです。由緒ある所から譲ってもらった木です。
墨は見事に表裏に流れています。




まあ、これだけ墨縞が流れていればそのうち、ビックリするような縞も現れるでしょう。




② この木ははっきりと縞が判ります。




細いですが、中にも縞が入っています。




天葉にもはっきり縞が判ります。なにやら天葉が紺覆に見えるような・・・・・・・(欲目)




③ 2年前、名古屋の交換会で手に入れた木です。ルビー根が出ていました。今でも綺麗なルビー根が1本はでます。葉はいろんな柄が浮き上がってきます。これは虎っぽいです。




縞のような柄が浮き上がっています。秋にはもっとはっきり綺麗に判ります。




これも縞っぽく浮き上がっています。




建国殿は縞、覆輪、中斑、腰斑、ルビー根、建国殿羆と変化があり価格もピンキリです。やはり変化の多い品種が魅力があり、値もいいのでしょうね。今月の交換会でも建国殿羆?完全な紺覆あり、虎あり、腰斑、ルビー根と良い芸をしていました。お客からの50万円の預かり物ということで、53万円で手打ちとなりました。「本当は100万円で売れないかと。」持ち込まれたそうです。後の論議で「これは買得だ!羆かも?」「アンコは子の幽霊で上がっているのを見逃している。」等々・・・・・・。やっぱり皆さんが1本の木を眺め論議を交わす、これこそが同じ富貴蘭愛培者同士の楽しみですよね。私の感想としてはやっぱり買得品。建国殿羆が完全でないのは減点かもしれませんが、子の幽霊の出芽、腰斑がぼやっとはっきりしていない 等、ひょっとして羆に変化途中?なあ~んて、その楽しみ代金を加味すればと・・・・・・・・・・。そうそう名札は「山田建国殿」と書いてありました。多分、山田さんの棚ということだと思いますが・・・・・・・・・。




















2011年6月22日水曜日

目的のハッチョウトンボのアップで~す。

ハッチョウトンボは1円玉の大きさです。日本で一番小さなトンボで、老眼を掛けないとわからないくらいのトンボです。今は関東以西に見かけます。湿地で結構綺麗なところに生息しています。名前の由来は、このトンボが発見されたのが、名古屋の矢田川付近(矢田鉄砲場八丁畷)で発見された事からです。下の写真はちょっと見にくいですが上にいるのがメス、下の赤いのがオスです。中々マクロレンズで♂♀を一画面に入れるのは大変です。もう少しで、連結するのでしょうね。2匹の間では何かを語っているのでしょうね・・・・・・・・・・・・・・。
ほんとに接写しても逃げません。100mmマクロレンズで10cmに近づいても撮れます。只、狭いところなので3脚、1脚の使用はできませんので、技術?なれ?偶然?のいずれかで上手くピントを合わせて撮ります。複眼も上は真っ赤!紫外線防止のためだそうですよ。ちょっとトリミングしてますが、大きなトンボに見えちゃいますよね。



この縞模様が♀です。湿地には♂が縄張りを主張して等間隔に止まっています。気温が上がってきますと♀が湿地に現れ交尾します。ほんの数秒みたいです。すぐ離れて卵を産み付けていました。



もっと熱くなりますと、太陽光線を少しでも浴びないように太陽に垂直にまっすぐ上にしっぽを上げます。その格好がとても面白いのでそんな格好を撮りたかったのですが撮れませんでした。真夏にならないと無理かもしれませんね。そうです、この格好で上にしっぽを上げるのです。



湿地の水の光の輪をボケに入れてみました・・・・・・・・・・・。



最後は、苦労した力作です。基本的に水面15cm位のところに止まっていますので、上からの撮影は比較的ピントさえ上手く合わせればOKですが、トンボと同じ高さからの撮影です。トンボの向うに黄色く咲いている水草(コウホネ)をボケのバックに・・・・・・。ふぅ-ぅ!



神業ですよ!這いつくばってと言っても下は湿地ですよ。でもここは木で作った細い通路があり撮影にはもってこいです。都合よくコウホネの花をバックにできるところに止まってくれと念じて待つしかありませんでした。


こちらを向いて止まってくれるのを待ってましたが、無理でした・・・・・・・・・・・。残念!



これから9月までの3ヶ月機会がありますので又、アップしますね。

















東山植物園

今日は、朝から天気がいいので東山植物園にある昆虫を撮りに出かけました。昨日位から蒸し暑く撮影も大変でした。まず、目的の昆虫は後でご紹介しますが、周りの花などをご紹介います。
合掌造りが移築されており、唐辛子が吊るしてありました・・・・・・・・・・・。
ちょっと裏へ回って1ショット!私たちの子供の頃の田舎を思い出しました。




ホタルブクロだと思いましたが、ジキタリスですね。あちこちに咲いておりました。




ゆりの季節です。  鬼百合・・・・・・・・・・。




散歩道もあちこちあり、しっとり濡れた石畳が季節を表現しています。




ホタルブクロ?ジキタリス?虫を花の中にご招待する美しい絨毯が微かに覗いています。





まずはここまで、楽しみな目的の写真はもうしばらくお待ち下さいね~ぇ。




今日は同じ昆虫を撮りに数名の方がお出でになりました。そのなかで1番熱心な方とお話ができ楽しかったです。私は6月から敬老手帳と敬老パスを市から頂き初めての活用でした。地下鉄「浄心駅」~東山動植物園まで無料パス(1年5000円で市バス、地下鉄が乗り放題)で行き、入場料(一般は500円)が割引で1/5の100円でした。これからの撮影の移動が大助かりです。今でも1時間くらいのところは自転車で走っていますけどね。



















2011年6月20日月曜日

紫陽花2

名城公園のジョギングコースに添って紫陽花の道が続いております。ジョギングの皆さんにとってもやすらぐことまちがいなし! ピンク、紫、ブルーと変幻自在な紫陽花は、憂鬱な梅雨時に人の心とは関係なく一生懸命咲いています。


白からピンクへと若い紫陽花さんが美しい!


色付き始めの紫陽花。


なんとも素敵な色合いではありませんか!よく見ると紫陽花の美しさが、心遣いが判るようですね。


今年は、全ての花が10日ほど遅れているようですね。


桜から始まり、藤、花菖蒲、紫陽花と・・・・・・・・・・・・。


富貴蘭の花はどうなんでしょうか?あまり遅れているような気がしないですが・・・・・・・・・


皆さんの富貴蘭の花はいかがでしょうかねぇ・・・・・・・・・・。










紺碧(富貴蘭)と新しい仲間達

白散り班のヘンリーズタです。名城公園にあじさいを撮りに行った時、山野草展で見ているうちに購入してしまいました。余りにも涼しそうで・・・・・・・・・。 静岡産の紅シュスラン3芽です。2つは花芽付きですね。咲きましたら又アップしま~すね。


これは別、錦織のルビー根がとても綺麗なのでアップ。


紺碧(こんぺき)です。中々見ない品種です。富貴蘭辞典198ページに載っています。アマミフウランの自生種選別品で、独特の艶葉に紺縞を流す珍しい品種とあります。葉幅のある姫葉で磨き上げたような艶葉、軸元をわずかに汚す泥軸、泥根、付けは月型とあります。


ベテランの愛好家さんが7年前位は、1本立で六十万円位してたよと。木は今でもとても少ないとのことです。ある人は洋ランとの掛合わせだと?。


でも、これだけの艶葉は見たことありません。でも何でこんなに人気が落ちたのかは判りませんが、タダの隣(とても安い事)でした。面白いので購入。黒豹も艶葉ですが、問題になりません、ピッカピカのピッカピカ!


縞の部分は、焼けやすいとのことで、一部焼けていますし、下葉が半分かけていますので、整理しようとしましたが、子が下葉の下に付いていましたのでそのままに。根の確認と害虫、病気などの確認で植え替へ、根の整理と付け部分の掃除と消毒をしました。