2011年8月26日金曜日

古朝鮮(紫電龍)

大切な最上柄の古朝鮮の割子なので暑い夏の嫁入りは控えておりましたが、ここ天候が悪く温度も30℃以下でしたので送って頂きました。
実際手に取ってみますと、なんとも言えない感動です。割子なのにこれほど見事な墨芸、軸の太さ、白の三光中斑のような芸も持ち合わせています。富貴蘭讃歌さんがブログで言われていますように、本芸を見極めないといけない品種ということで、随分時間がかかりましたが納得の割子が見つかりました。どうぞゆっくり鑑賞してください。
まずは力がついてくるまでじっくりと作していきます。



何故か墨芸にハマってしまいました。摺墨、金牡丹、黒牡丹、建国殿、薫風、吟風、黒豹、古朝鮮(紫電龍)と・・・・・・。そうそう、紫玉がまだありませんね。誰か分けてくださる方がありましたら宜しく。



墨芸は韓国で最高の人気品種です。この木も韓国の方の割子のようです。海皇丸の韓国実生選別品で今年の大韓民国風蘭大展で、大賞を受賞したのがこの古朝鮮です。日本でも必ず人気が沸騰することでしょう。



黒豹のように小さい時は、それは見事な墨芸ですが、大きくなりますと墨が消えてしまいます。時期的には秋の半ばから冬に掛けて墨がよく現れますが、この古朝鮮はそんなことはないと思います。



いろんな角度からの撮影ですが、何処から見ても綺麗ですね。綺麗?醜い!



日本の古典園芸植物も沢山ありますが、この醜い墨芸?は富貴蘭にしかない貴重な芸なのです。



富貴蘭にしかない墨芸!やっぱりこれは大切に守らなければならない素晴らしい芸でしょう!



まだ未登録の古朝鮮ですが、豆葉の墨芸としては紫玉を超えた別格希貴品でしょう。今、日本に何鉢あるのでしょうかね~ぇ?東海園さんは3年前3鉢、富貴蘭讃歌さん、富貴蘭ーふうらんーと遊ぶさん等多くても?鉢。


















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