2012年7月14日土曜日

吟風 櫛目縞

吟風櫛目縞 2010年12月堀内氏から入棚し、丁度1年半。順調に生育しています。家の吟風では一番素直な木です。委縮型は無地葉でも信じられないような遅い成長です。
 柄は一進一退ですが、縞が派手になりつつあるように思います。下葉に行くほど葉全体にバランスのよい地味目の櫛目縞でしたが・・・・・・・・・。
 先回、一つの子芽が順調に成長と報告していましたが、今日じっくり見ていますと、水苔から葉らしき物が出ているのにびっくり!さっそく慎重に水苔を切り、取り除きましたら立派な子が隠れて成長していました。嬉しいことです!入棚して、昨年春下葉二枚、秋に一枚と合計三枚はずしました。もちろん刺激を与え「子孫を残さないと!」危機感を与えるためでしたが、大成功です。
 上下の差で成長度合いが随分違いますね。
 上の子は陽に良く当てていますので、若草色をしていますし、丸々と太った健康優良児。
 下の子は墨も多く雰囲気も随分違います。紺が乗っている部分が水苔から出ていたところです。
まあ、子が二つありますと、人間の子と同じで、比較対象になりますが仕方ないですね。私の息子の三男、四男は一卵性の双子でした。他人から見ますと顔もそっくりで、初めて会う人は「どっちがお兄ちゃん?」と聞いてきましたね。お互い良きライバルとして上手く成長してくれましたが・・・・・・。
どちらも最上柄として輝いてほしいものですね。

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